綾瀬穂乃香を体験した岡崎泰葉Pの記事
はじめに
先日の柚記事に続いて、今回も担当の岡崎泰葉ではなく、別の子について書いていきたいと思います。
今回書いていく子は、綾瀬穂乃香ちゃんです。
柚記事と同様に色々ご縁があったというのもあるのですが、穂乃香ちゃんはもう純粋に気になってる子でした。
また、後述しますが実際に穂乃香ちゃんの担当Pから色々話を聞いていたという部分もあります。
そして、どうも岡崎泰葉を好きな人で穂乃香ちゃんも好きな人をけっこう見かける気もしてまして…
そしたら書くしかなかろう!と思って書くことにしました。
前回の柚記事ではやたら前置きを長く書いてしまったので、理由とかは手短にして早速始めていきたいと思います。
あとこれは柚記事と共通なのですが、穂乃香ちゃんに関してもデレステで無理なく追える範囲で読んでいくことにしています。
予めご了承ください。
※ちなみに前回の柚記事はこちら
体験前の印象と担当Pから聞いていたお話
まず実際に読み込む前の穂乃香ちゃんの印象なんかを並べていきたいと思います。
- 元バレリーナで入賞多数の実力者
- 「趣味」バレエ
- ぴにゃこら太というブサイクなマスコットを愛する
- フリルドスクエアのメンバー
- なかなかの天然
- かなりスタイルがいい
- わりと次元の違う努力家らしい
- 表現に行き詰ってアイドルを始めた?
- 心が豊かになるらしい(?)
こんな感じの印象を持っていました。
そして先述した通り、私は何度か穂乃香Pから魅力をお聞きする機会がありまして。
そこで穂乃香ちゃんの「すごさ」みたいなものを多少聞いていました。
その中で印象的だったのは、どうも綾瀬穂乃香はただの元バレリーナというだけでなく、まごうことなき「天才」だったという話でした。
異次元の厳しさが存在するバレエの世界にいながら、アイドルになる直前までバレエが嫌になることが無かった(らしい)という彼女は、間違いなく「恵まれた才能を持っていた」と言えるそうです。
たしかに、今まで触れてきたバレエを題材にした作品はどれも厳しさと理不尽が常に横たわっていました。
そういった作品では大抵バレエそのものや周りの天才たちに主人公が打ちのめされたり、あるいは主人公が他の子を打ちのめしたり、そういう複雑な人間模様がセットになっていました。
ところが、どうにも綾瀬穂乃香というキャラはそういった厳しさに心をすり減らされたようには見えません。
したがって、綾瀬穂乃香はそんな厳しさの壁にぶつかって右往左往するような一般的バレリーナとは別次元の、純度100%の「天才」だったのではないか、というわけです。
そしてもう一つ聞いていた話が、綾瀬穂乃香にとっての「努力」というものが常人のそれとはちょっと違うということでした。
彼女にとっての努力とは、我々が通常行うような劣等感や無力感から来る「仕方ない努力」ではないようです。
綾瀬穂乃香にとって努力とは、目の前のことを成し遂げるために「当然やるもの」であるとか。
何を成すにも努力する事が当たり前であるために、努力を積み上げていくことに全く抵抗がないそうです。
しかし努力というものは、普通の人間にとってはだいたい辛いものです。
そのままの自分じゃダメだってとこを認めなくちゃいけないし、だいたいは苦手なものを克服させられることが多いからです。
そのくせ結果になかなか表れなかったり、間違った方向に努力をするとけっこう無駄になったりします。
同じフリルドスクエアの工藤忍ちゃんがすごいところは、そういった普通の人間の努力を積み続けているからだと思います。
ただ未来の自分を信じて、何度も失敗しながら同じことを繰り返す…これは本当にすごいことだと思うわけです。
で、穂乃香ちゃんにとっての努力ってそういう普通の人間のそれとは全然違うんだそうです。
穂乃香ちゃんはどうも、できない自分が情けなくて辛いとか、あるいは何度やっても上手くいかないんじゃないか、みたいな絶望がほぼ見られないようです。
簡単に言うと、「努力してパワー積めばなんとかなるだろう」と、そういう感じらしい。
そしておそらくは、綾瀬穂乃香はそう考えるのが当然の世界にいて、実際に結果を出してきたことがそういった思考に繋がっているのだろうと。
なので傍から見れば愚直にも見えるような努力も、何の抵抗もなく積み続けられるそうです。
たしかにこれは、担当になる人がいるのも分かるな…と私はその話を聞いて思いましたね。
担当が強いことは純粋に誇らしいものであります、うん。
まあそういったことを担当Pから聞いて自分なりに味わってしまっていたので、以前の喜多見柚記事とはそこそこ違った色の記事になっていくと思います。(明らかに事前の印象が長い)
ただそうはいっても、やはり実際に見てみることは違います。
穂乃香ちゃんが語るその姿から、私が何を感じたのか…そういったことをつらつらと言語化していきたいと思います。
実際に読んでみての感想
今回読んだのは以下のコミュやエピソードです。
R・キャラコミュ編
一通りセリフやコミュを漁って思ったことは、穂乃香ちゃんはとっても感性が鋭く、さらにその感性で感じたものを自分の言葉にするのがめちゃくちゃ早いんだな、ということでした。
正解か不正解かというより、本当にパッと自分の理解を確立して言葉にするのが早い。
早すぎてプロデューサーの仕事がなくなりそうなくらい早い。
そりゃあこんな才能を持っていたらクラシックバレエの世界はさぞ窮屈でしたでしょうね…という感じなんですが、それでも17歳までやって結果も残してるという。
無敵かな?
そして穂乃香ちゃんがバレエから離れる決断をした理由が、「自分の表現に満足できなくなったから」らしい、と。
彼女がアイドルになってからの姿を見ると、17歳になるまでそう思わなかったのは正直意外です。
もっと早い時期に表現に対して疑問を思うタイミングがあってもよさそうじゃないか?と思うのですが、なまじ結果が出ていると気づきにくいところなのかもしれません。
穂乃香ちゃんが初めて「満足できない」と感じたのってどんな時だったんだろう?と思うのですが、どうも無意識にそうなってたっぽいので、これははっきりしなさそう。
あとは穂乃香ちゃんがあまりにはっきりと言葉にしまくるので、ちょっと急ぎすぎてない?!無理に言葉にしなくてもいいんだよ?!とか思ったりしましたw
今までいかに型を極めるかに重きを置いていたからこそ、何かしらの言葉に固めてしまうのかな?と感じてました。
そういった姿は単に生真面目な性格だとも言えるわけだけど、キャラコミュの流れを見ても身体で感じたことが彼女を導いてくれるようにも見えたので。
もっと感性の力を信じて、理屈に落とし込まない動きを見てみたい!とか思いました。
彼女は天性のダンサーなんじゃないかって、そう感じたからってところもあります。(単に私がそういうキャラを求めているというところもある)
まあそれはそれとして。
なんというか、穂乃香ちゃんが自分の世界をものすごいスピードで広げていくのはこう…
とんでもないことをしてしまったな?という気持ちになりますね!
もっと言うとこう…無垢な少女の時計の針を進めてしまったというか、妙な背徳感があります。(最低すぎる)
あとはふと気づいたことなんですが、穂乃香ちゃん歌の話とか全くしてなくないですか?!
踊りと表現の話しかしてないけど、大丈夫?!
まあそりゃ泰葉とかもそんなに話してた記憶は無いけど、歌いながら踊るってのが穂乃香ちゃんの中でどう受け止められてるのかは気になるな、と思いましたね。
クロネコチアー編
このSRのセリフ、穂乃香ちゃん本人は徹頭徹尾真面目なつもりなんですが、考えてることが「いかにネコらしく見せるか」についてなので、終始おかしな感じで笑ってしまう。
バレエじゃないことをやらせるだけでこうなるので、穂乃香ちゃんはオイシイね…
そしてまあ、そのネコになろうとしてアレコレするやつですが、基本的にどれもキケン極まりない。
シッポがどうとか、飛びつくがどうとか、語尾ににゃんにゃんつけてみたりとか…
改めて、とんでもないことをしてしまったのでは?という気分!
そしてやたら身体接触が多い気がする…デレステがそういう時期だったからかな?
まあキケンだなんだというのは置いときまして。
今回の特訓エピソードでも相変わらず
穂乃香ちゃんが頭で考える→Pが身体で感じさせてあげる→穂乃香ちゃんの才により理解と言語化!
という感じでしたね。頼もしすぎる。
頼もしくはあるんだけど、確信のある言葉をあまりに超速で出してくるので、こっちが不安になるw
穂乃香ちゃんの真面目というのは良い所でもあるけど、心配になるところでもありますね。
ただ穂乃香ちゃんのわりとおかしなとこは、そういうすごい頭の回転みたいな能力の使い方をしてるのに「疲れました」みたいな描写がないところ。
感性を働かせるってけっこう疲れるので、そういう意味でもホント末恐ろしい子であると思います。
ドキドキ☆チャレンジ編
この絵柄はわりとモバマスの方でも馴染みがあったのですが、今さらながら「穂乃香ちゃん編み物とかするんだ?!」みたいに思いました。
たしかバレエばかりでほとんどプライベートがないみたいに言っていたので、編み物も含めて「チャレンジ」なのかな?
積み重ねが苦じゃない穂乃香ちゃんにとって編み物は相性が良さそうですね。納得感。
そしてまあ、特にこの特訓後のレポーターとかで顕著なんですが、相変わらず感性が鋭く言語化が早い。
とにかくスパッと自分の言葉を出せる。しかも確信をもって。
穂乃香ちゃんは自分が納得できる生き方をしたいんだろうなって思うのだけど、ホントにどんどんそうなっていけるんだろうなと思いました。
そしてそのスピードがものすごいのも、今まで抑えられてた分なのかもな、と感じました。
あとはクロネコの時も思いましたが、穂乃香ちゃん、ふとした瞬間に距離近くないですか?!
特にこのセリフにはギョッとしましたよ。
持ち前の才能をこんなところで発揮しないでくれたまえよ!ドキドキしちゃうだろ!(カード名回収)
歓びのアティチュード編
特技名が「解き放たれたステップ」と来ましたか…なるほどね…
というかですね、このSSR、ここまで考えてきたことがまとめて襲ってくる感じがあってわりと恐ろしいんですよ!
劇場の「報われずとも納得できる努力がしたい」とか「私は私のやり方で私を表現したい」とか。
それらに限らず、そうだろうね!と思うことがけっこう多く感じました。こりゃ強い。
そして特訓前の絵、本当に美しいですね。
これこそ身体美だなぁと思うわけです。
まあそりゃスタイルの良さとか汗が滴るとか、フェチズムもスバラシイですが!
それから同じ絵で言うと、特訓後の穂乃香ちゃんの笑顔は私すごく好きですね。
楽しすぎず、キメ過ぎず、まさしく「歓び」の表情に感じました。
特訓後のポーズってバレエだと間違いなく作った笑顔になっちゃうので、なんか余計に新鮮味がありましたね。
あとわりと関係ない話ではあるんですが、今回は歌の話が出てきましたね。
でも穂乃香ちゃん、カラオケに一人で行くのは恥ずかしかったりするんだね…?
そういうところはわりと物怖じせずにやる子だと思ってました。
そしてこのSSRの特訓エピソードも、これまでの流れを汲んだ強烈なパンチでしたね。
彼女の言う「成長していくことにこそ、本当の歓びがある」というのも、たしかにそんな感じだよなぁと思いました。
自分の世界をどんどん広げていくのがたまらなく楽しい、というところをずっと見てきたので、これは非常にグッときました。
あとはですね、今回のSSRはどれもいいセリフだらけなのですが、これがお気に入り。
こういうですね、ロマンチックで美しく、完全に落としに来てるセリフが大好物なんです…
おわりに
そういうわけで綾瀬穂乃香ちゃんの体験記事でした。
いやー、柚記事に続いて今回も相当楽しかった…
泰葉に近いものがあるらしいというのは感じてたのですが、穂乃香ちゃんもかなり素晴らしかったです。
何よりSSRが本当にえ?!って思うほどに強烈だったので、そこも良かったです。
穂乃香ちゃんのすごいところを実際に見れたのも面白かった。恐るべき才覚。
こういうきっかけをくださったご縁にはつくづく感謝ですね。
シンデレラガールズは面白いなぁ。
そんな感じで今回も感想だけで長々と書きましたが、読んでくださってありがとうございました。