今井加奈を体験して岡崎泰葉Pが記事を書く

 

 

はじめに

 

☆この記事は、アイドルのコミュやセリフを実際に読んで感想を書いてみようという記事です☆

 

第21回目となりました。……21回…?

 

今回のアイドルは今井加奈です。

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というわけで、今井加奈ちゃんでございます。

筆者は今井ちゃんと呼んでいるので、この記事ではそれでいきます。

 

まず今回今井ちゃんのことを書こうと思ったのは、やはり以前から目についていたというのが大きいです。単純な出番の数や総選挙順位もそうですし、担当Pの方もよくお見かけするので。

そしてそんな折にちょうどSSRをお迎えできたので、これは読んでみねば!と思って書くことにしました。この体験記事シリーズではわりと恒例の流れです。

 

そして一応、筆者の担当の岡崎泰葉と今井ちゃんは、ススメ!シンデレラロードで今井ちゃんが報酬になったときにイベントコミュで交流がありました。

一度読んだだけなので若干うろ覚えですが、たしか泰葉が今井ちゃんのメモを読み上げていたような気がします。

あとはコミュのサムネで木場さんと一緒に今井ちゃんを長崎サンドで挟んでいたのが印象的でした。ロクなことを覚えてませんね!

 

体験前の印象について

 

まず体験前の今井加奈ちゃんの印象を箇条書きしていきたいと思います。

 

  • メモする16歳
  • 前歯
  • そばつゆ
  • すごい子じゃなくてよかったー(※うろ覚えのセリフ)
  • あどけなく見えてしっかり色気も出す
  • モバとデレステで同時に来ていた
  • ビビットカラーエイジ
  • はぴかむ

 

こんな感じの印象です。

 

今井ちゃんといえば、とにかくメモというイメージが強いです。

メモする前歯の子で、ひっそりと色気も出してきたりする(?)、とそんな感じです。

 

そして実のところ、今井ちゃんがアイドルとしてどういう方向性でやってるのかとか、あるいはアイドルとして何がしたいのか、何が強みなのか…みたいな、「アイドルと今井加奈」について筆者は何も分かっていません。

今井ちゃんってどういう風にアイドルするんだろう?という感覚が正直なところで、せいぜいビビカラやはぴかむといったユニット活動ぐらいしか思い浮かびませんでした。

カードの絵自体はたびたび見かけてはいたんですけど、「普通に可愛いな!」という感じだったので、たぶん何も考えずに見てしまっていたのだと思います。スルッと入ってしまっていた。

 

なんとなく今井ちゃんは「普通の子がアイドルになるシンデレラストーリー」みたいな感じなのかな~と思うところもあるのですが、まあシンデレラのアイドルなので、そう単純ではないだろうという気もします。

…これはアレですね、要するにめちゃくちゃ体験し甲斐があるってことです!!鉱脈です!

 

それ以外にメタな話でいうと、今井ちゃんはわりと満遍なく出番を貰っている印象があります。

それもあってか総選挙でも顔を出してましたし、やっぱり何かしらPを惹きつける魅力があるのかなぁという予感がしています。

惹きつける形にも色々パターンがあるので、今井ちゃんがどういうタイプなのかはけっこう楽しみです。

 

 

といったところで事前の印象についてはこの辺にして、次は実際に体験した感想を書いていきます。

なおこれまでの記事と同様に、今井ちゃんに関してもデレステで無理なく追える範囲で追っていきたいと思います。予めご了承ください。

 

実際に読んでみた感想

 

今回読んだのは以下のコミュやエピソードです。

 

  • N・キャラコミュ
  • SR【ファンシーガール】
  • SSR【メモリアルデイズ】
  • SR【輝け!合格への道】

 

N・キャラコミュ編

 

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まずはキャラコミュNのセリフを読んできました。

 

…読み始めて最初に思ったことは、「こんな前向きな自信のなさってある?!」でしたw

いや、考えてもみてくださいよ!自信のない子って普通は多かれ少なかれ後ろ向きになってるモンなんじゃないんですかね?!

自分のことを平凡だ田舎だ覚えが悪いだって言いまくるぐらい自己評価の低い子が、ここまで積極的な姿勢でいるのホントどうなってんの??ってなりましたw

 

実際今井ちゃんは「教えてください!」ということをよく言ってくる子で、自分が未熟であることも特に隠すことなく突っ込んでいける性格のようです。

劣っていると自覚しながらも全く卑屈にならないという、どこかセオリーを超越した存在という感じがしました。卑下はするけど卑しくない。

好奇心の方が強い、という言い方もできなくはないと思いますが、それにしては纏まりすぎている気もしますので、微妙に違っている気もします。

 

おそらく、今井ちゃんはどこまでも「学校の生徒」なんだとは思います。

学校の生徒は先生に教えてもらうのが当たり前なんだから、物を知らないことを気に病むこともない、というわけです。

自分は教えてもらう立場という自覚というか自認というか、そういうものが今井ちゃんの中にあるって感じがしました。

…いや、それにしたって劣等感からそこに到達するってどうなってるんだ…??素直という言葉で片づけていいのか…?

 

 

まあそれはそれとしまして。

今井ちゃんといえばやっぱり「メモ」ですよね。

 

今井ちゃんにとってのメモがどういうものであるかは、なかなか一言では言い表しにくいところがある気がします。

今井ちゃんの不安を解消するルーティンのようであり、大事なことを記録しておくアルバムのようであり、自信のなさの象徴でもあるように思えます。

 

今井ちゃんのメモに関して面白いところは、わりとしっかり役に立っているというところですねw

自信のない子がおまじないのように頻繁に繰り返す行為って、それ自体が役に立つことはあんまりないじゃないですか。なんだったら成長と引き換えに忘れられがちですし。

それが今井ちゃんのメモはわりと実用的というか、ちゃんとアイドル活動の役に立っているんですよね。ダンスの復習やライブの段取りの確認とか。

初期から持ってる「クセ」みたいなものが安易に否定されることなくちゃんと機能してるって、なかなか面白いなと思いました。シンデレラガールズゆえってところもありそうです。

 

ただ一方で、キャラコミュの方向性としては「メモには限界がある」ということが一貫して示されていた気がします。

 

まず一番は「本人の理解が追いついてないことを記録しても意味がない」ということですね。

要は自分が読んで分からないことをメモしても使い道がない、ということです。理解と記憶は別であると。

メモは所詮記録であるので、正解をくれるAIとかではないわけです。

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具体的なエピソードとしてはキャラコミュ3の宣材写真の撮影ですね。「カメラを意識しない」とメモするだけではどうにもならなくて、今井ちゃん自身が何をすればいいか理解する必要がある、という姿が描かれていました。

 

またもう一つの限界として、「言葉にならない自然な感情に関与できない」ということが挙げられます。

つまりは無意識とか素の気持ちとか、意図せず溢れ出すような感情の動きはメモに収められないし、メモから生み出すこともできない、ということです。(ポエムとか書いてるならアリかもしれませんけど)

 

そしてそれがどう影響するかというと、例えば素の感情や天然から来るパフォーマンスを売りにしてるタイプのアイドルにとっては、メモや記録といったものが妨げになる可能性もあるわけです。どうしても柔軟性とトレードオフになってしまうので。

実際今井ちゃんもわりとそういう天然タイプというか、自然な姿が愛されるタイプだと思うので、なおのことその辺が問題になりそうだなと。

それもあってかキャラコミュでは度々「メモを前提にしないこと」を意図的にやらせていましたし、わりとこの辺の限界ははっきり示されていた気がします。

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ただそういった限界を意識させながらも、「メモのせいで失敗した」みたいなことがなかったのは良心的というか、あくまでもメモは今井ちゃんにとって大切なものである、ということは維持されていたなと思いました。

特にキャラコミュ4の最後はメモによって自信を取り戻す姿が描かれてましたし、やっぱり今井ちゃんには必要なものとして考えられているんだなーと感じましたね。

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そんな風に色々見ていく中で、今後の今井ちゃんの変化の過程としては「何をメモして、何をメモしないのか」というところにある気がしました。言い換えれば、「どこで今井加奈の素を出していくのか」みたいなところですかね。

メモが必要な時はメモする。そうじゃないときはメモせずぶつかってく、という判断ができるようになっていくのかな…?と。

自信の獲得とも絡めつつ、良い感じに今井ちゃんがアイドルらしくなっていく姿を見守っていきたいなと思いました。

 

 

…あとこれは純粋な余談なんですが、なんかキャラコミュのPって妙に強引じゃありませんでした?w

今井ちゃんってわりと力技で押してあげることが必要だったりするんですかね?

なんだか面白くもあり、大丈夫か?wって思うところがありましたw

 

ファンシーガール編

 

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続いてSR【ファンシーガール】を読んできました。

 

このSRを読み進めながら思ったことは、「今井加奈、16歳なんだな…?」ということでしたw

正直なところ、キャラコミュや初期Nの今井ちゃんはわりと幼女的というか、「教えてください!」という姿勢も相まってかなり実年齢より幼く見えていたんですよね。

 

しかし今回の今井ちゃんはやけに「…(三点リーダー)」が多く、それもあって自信のなさがよりはっきり見えていて、彼女自身割り切れていないというか、明確に「迷い」としてそれが表れている様子が窺えました。

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なんというか、キャラコミュでの姿がかなり前向きというかアクティブで無敵状態だったので、「そうそう!自信のなさってこういう感じ!」と逆に安心してましたw

 

加えて、これ以前の今井ちゃんはわりと「今井ちゃんわちゃわちゃしてるなぁ」と外野から眺めているような心境になることが多かったのですが、このSRでは一転して「一緒にいてくれませんか?」とこちら側にアプローチしてくるのでけっこう虚を突かれた気分になっていました。攻めの今井…

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元々この絵柄がこっちを見つめてくる構図ってのもありますけど、なんだか急に距離を詰められた感があります。セキニン、というやつなのか?!

 

総じて今回のSRは、今井ちゃんの自信のなさをより確かにさせつつ、なおかつプロデューサーとの二人三脚を強調してくる…という、まあまあ火力の高い仕上がりになっている気がしました。

なんとなーく分かってはいたんですけど、今井ちゃんはなかなかに油断ならない子ですね…

 

 

それとは別に、今回興味深かったのは「今井ちゃん自身も自分のアイドルとしての強みを分かっていない」というところでした。初期からそれっぽいところありましたけどね。

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事前の印象でも書いた通り、筆者の私自身も今井ちゃんのアイドルとしての強みをはっきりとは分かってなかったわけですが、ここに来て未だに本人すら分かってないとは思いませんでしたw

いや、キャラコミュ4でも分かってなくてお客さんに聞いてはいましたけどね。それでもこう、多少アタリはつくかと思ってたんですが、未だにちょっとハッキリしてない感じでしたね。

 

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最終的に「今井加奈はアイドルである」というとこまでは理解できたみたいなんですが、どういうところがファンに好まれてるのかとか、何をするアイドルなのかとか、そういった部分にはあまり触れられていなかった気がします。

 

ただ今井ちゃんの「教えてください!」というキャラクター性を考えると、その辺りの自覚というか、確固とした答えみたいなものは本人から明かされないのかもしれない、とも思いました。いつまでも分からないままでいる、というか。

今井ちゃんは天然でアイドルパワーを発揮しつつ、自身の魅力に関しては無自覚なままでこの先もいくのかなーという気がしました。

逆に言うと、彼女が人を惹きつける部分は本人がアレコレ喋って判明するものではなく、ただただ外から見ているファンやプロデューサーが発見して楽しむものなのかなぁと。本人だけが知らない、みたいなやつですね。

アイドルというと「方向性」みたいなものを考えてしまいがちですけど、ある意味で今井加奈はそういった明確な形とは無関係…なのかもしれません。

 

ついでに今井ちゃん本人の意識についてもう少しだけ。

自信のなさを前面に出してる子って得てしてアイデンティティみたいなものを発見しがちなんですけど、今井ちゃんは今のところ「プロデューサー」と「メモ」、あるいは「ファン」といった外部の存在が目立つんですよね。

拠り所という意味ではなるほどって感じなんですけど、それとは別に、今後今井ちゃんがエピソードを重ねていく中で自分自身の中に何か信じられるものが生まれてくるといいな…みたいに思ったりしました。

まあ「積まれていくメモを見返すうちに自分ができることに気がつく」…みたいな展開が一番ありそうな気がします。無自覚天然タイプなので。

 

…色々書いておいて何ですが、まだ最初のSRでしたね!なぜだかすっかり忘れていました。

これから今井ちゃんを見ていく中で分かっていくこともあるでしょうし、じっくり見守っていきたいと思います。

 

メモリアルデイズ編

 

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次にSSR【メモリアルデイズ】を読んできました。

 

今回のSSR、「メモリアル」という名を冠しているだけあって、「覚えていてください」「忘れないで」って意味合いの言葉が要所要所で挟まれていた気がしました。

 

そういったカード自体の方向性もあったんだとは思うんですけど、今回のセリフを読んでいて、今井ちゃんにとって「覚えている」って他人に比べてかなり価値のあることなのかなと感じました。

それはもしかすると自分自身のことを「覚えが悪い」と思っているからなのかもしれませんけど、今井ちゃんにとって思い出や記憶に残ることってすごく特別なことなのかなぁと思いました。

 

たしかに、人間が無意識に覚えてるものって印象的だったり重要だったりするものなわけで、そう考えると「記憶に残っているもの」はすなわち(良くも悪くもですが)大事なことであるとも言えますよね。

今井ちゃんがメモや思い出を強調しているのは、要は「大事なこと」をたくさん作りたいという気持ちなのかもしれないな、と思ったりしました。幸せなアルバムを厚くしていきたい、みたいな話。

そうやって考えていくと、今井ちゃんが「思い出に残るライブを目指そうとする」のは彼女なりに「何よりも大事な場所を作り出す」ということになる…のかもしれません。

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アイドルマスター的には「思い出ボム」という言葉もありますし、今井ちゃんはかなりアイマスらしいアイドルなのかもしれません。

 

そして、今井ちゃんにとって「覚えている」ことが重要であるというのは、今井ちゃんがプロデューサーに対して求める内容からも伺えました。

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この辺とか。

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この辺とか…

って、なんか妙に重いんですけど?!?!ってなりましたw

二番目のセリフとか、ほぼほぼプロポーズじゃないですか…毎朝味噌汁を作ってくれ的な…

こんな風に急に16歳出してくるのが今井ちゃんの怖いところですね!

 

 

それはそれとしまして、実は今までの今井ちゃんのスタンスの中でずっと気になっていることがありまして、それは今井ちゃんがライブとかアイドルの仕事を終えて喜ぶことが「覚えたことができました!」であるところなんです。前回のSRファンシーガールなんかは特に。

 

もちろん全部がそうじゃないですし、読み逃してるところもあるとは思います。今回のSSRもどっちかっていうと「印象に残そう」って姿勢の方が強かったわけですし。

また先述した通り、今井ちゃんにとって「覚えていること」の価値が高い以上、「覚えていること」をちゃんと出せるのは彼女にとって喜びが大きい、というのも分かります。

 

ただこう、なんて言ったらいいんでしょう。

もしかしなくてもこれはただの筆者の性癖やエゴなのかもしれませんけど、ぶっちゃけた話、段取りやパフォーマンスの把握って「当たり前」の事でもあるじゃないですか。

そういった意味で、「覚えたことができた」というのは、言ってしまえばスタートラインに立てただけなんじゃないか、とも思うわけです。

それ故に今井ちゃんが「覚えたことを問題なくこなせるようになっている」ということも全然始まりに過ぎないんじゃないかなって思ったんですよね。

 

もちろん、今井ちゃんが今後何をしてくれるのかとか、あるいはモバマスの方で既に何かあったのかとか、そういうのはあまり把握してないのでアレコレ言いにくいところはありますけども、ね!

ただそういう「始まりに過ぎないんじゃないか」ということを考えているうちに、今井ちゃんって今後より大きなものと対峙することになるのかなとか思ったりしたんですよね。

それこそ今回のSSRのように見ている人に印象を残そうとしたりとか、あるいは他にもちょっとした挑戦をしてみたりとか、自分でも知らなかった自分に出会うとか。

妄想というか願望が過ぎる気もしますけど、いつかそれが見られるなら見てみたい…と思います。

 

 

ただなんだかんだ言って、そんな風に「この先この子はどうなっていくのかな?!」と思わせるのが今井ちゃんの強い武器である、という気もしました。

先生と生徒みたいな関係性も相まって、行く末が気になってしまうような構造が見えた気がいたしました。語らされてしまう引力がありますね!

 

輝け!合格への道編 

 

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最後にSR【輝け!合格への道】を読んできました。

このカードはススメ!シンデレラロードの報酬だったので、イベントのコミュも読んできました。

 

えー……読んできたんですけども、なんと言うかカルチャーショック的なものが大きかったというか、さらに言えばそんな風に感じた自分にも驚くというか、そういうコミュとエピソードでありました。

これは本当に最初のキャラコミュの時から言ってますけど、今井ちゃんはなぜここまでプライドを持たずに生きていられるのか?!?!ということを今回改めて思いましたw

 

今井ちゃんは今回のイベコミュで「誰にでも聞きに行ける」「すごい人に囲まれても自分を追い詰めない」「合格した時満面の笑顔ができる」といったエピソードを見せてくれました。

そして、これらの出来事って「今井加奈の中にプライドというものがほとんど存在していない」と表現する以外無いんじゃないか、と思ってしまったんですよね。

プライドが無いから年下にも聞きに行けるし、すごい人に囲まれても比較して落ち込みすぎることもないし、余計に期待することもないから合格した時に満面の笑顔ができる、と。

他にも挙げれば色々ありそうなんですけど、どうにも今井ちゃんに対してはプライドを「失った」とかでもなく、そもそもプライドというものが「ほぼ無い」としか思えないような感触を抱きました。

 

 

プライドをほとんど持たずに生きるというのは筆者の私にとってわりと想像を絶する生き方だったので、正直かなり現実感が無くてビックリしてますw

だってもしもプライドが無かったとしたら、それは自信を持つこともできないってことなわけですよ。あくまでも、筆者の基準ですけどね。

 

もちろん自信を持つというのは傲慢になり得ることなんかと表裏一体でもありますけど、一方で積み重ねたり成功したりすることに意味が生まれるということでもあるじゃないですか。

今井ちゃん本人の話からはだいぶズレますけど、自分が今までやってきたことに対してほとんど誇りも持たないのなら、そこまで一緒にやってきた人や、お出しされたものを見て感動した人の気持ちっていったいどこに行くのだろう?みたいにも考えてしまうのです。

プライドって大概は邪魔をするときに目立つので悪く扱われがちですけど、それがなければ人間はそこに居たいとすら思えなくなるんじゃないか、と筆者は思うわけです。

 

でも、もしかするとそういうプライドを重視しがちな人間にこそ今井加奈のようなアイドルが刺さってくるのかもしれない、とも思いました。

すなわち、「プライドがほとんど無い人間でこれだけ愛される存在が居る」ということを理解させてくれるというか。プライドってそれぐらいのモンなんだよと教えてくれる、みたいな。

 

筆者のような頑なにプライドを守ってしまいがちな人間にとって、今井加奈というアイドルはどこまでも眩しい存在のような気がします。

今井加奈は困ったときには人に頼り、周りの優れた人間にも嫉妬せず、自分を許せなくて自らを傷つけることもない。

そしてそういう人間が皆に愛されてアイドルというものをやっている、ということを今井ちゃんは示してくれているように思いました。…いや、考えすぎな気もしてきましたけどw

 

今井ちゃんは、本当にそんな風に外から眺めることで何かを感じさせるアイドルなのだと思いました。今回のイベントコミュもまさにそういう感じでしたし。

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今井ちゃん自身の言葉はただただ透き通っていて愛らしく、一生懸命で卑屈過ぎず、素直であり素朴です。

そして彼女がいつまでもそうしてくれることが、見ている人にとって何よりもありがたく映るものなのかなぁ…と。

筆者にとってめちゃくちゃ新鮮なアイドル像を見た気がします。すごいな今井ちゃん。

 

ただ一方で思ったのは、今井ちゃんみたいな子が笑顔で居続けられる世界はすごく優しいんだろうなということです。

上手くいかないことがリアリティとは思いませんけど、今井ちゃんはやっぱりちょっと危ういところを感じさせるところもあるのでね…!

ただきっと今井ちゃんの周りにいる人たちもいっぱい助けてくれるんでしょうし、そう考えると今井ちゃんの周りが優しい世界であることも彼女の魅力の一つなのかもしれませんね(ポエム)。

 

 

あー…本当は書きたいことがまだまだ色々あったんですけど、あまり纏まる気もしないのでこの辺にしておきます!

例えば、今井ちゃんは他の人の意見を「聞きすぎて」困ったことなかったのかなとか、今井加奈にとって合格という揺るぎない「成功体験」ってどんな意味をもたらすんだろうなとか、高校受験落ちたときどんな顔してたのかなとか、カードではやたら親密アピールすごかったなとか…

まあそんなことも書けそうだったんですけど、総じて面白いものが読めましたということで!!!良かった!!

 

おわりに

 

というわけで、今井加奈ちゃんの体験記事でございました。

 

なんと言いましょうかね。

今回の体験記事、かつてないほどに新鮮さが凄かった気がします。

人間、新鮮さが度を越えると混乱するんだなっていうことを身をもって体験できましたw

 

というか、担当の岡崎泰葉がまさにそうなわけですけど、自分の理解の範疇にあるものばかり見ていたような気になって反省したくなるとこもありましたw

無意識なカテゴライズというか、デレのアイドルったらこういうもんだとか、そういうところですね。

体験としてはこれ以上ないものだったんですが、出来上がったものを眺めてみると新鮮すぎて不安しかないですねw

読みづらかったらそこは申し訳ないです。

 

そんな感じで長くなりましたが、今回も読んでくださってありがとうございました。