八神マキノ体験レポート by岡崎泰葉P

 

 

はじめに

 

☆この記事は、アイドルのコミュやセリフを実際に読んで感想を書いてみようという記事です☆

 

体験記事も第22回まで来てしまいました。ようこそいらっしゃいませ。

 

今回のアイドルは八神マキノです。

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というわけで今回の体験記事は八神マキノでいきたいと思います。

 

まずはざっくりと書くきっかけをお話しておきますと、これは多分に総選挙等の影響が大きいです。

なんと言ってもマキノはシンプルに順位として結果を出していますし、それに伴ってか二枚目のSSRが早かったりもしています。

そういったこともあり、正直ボイス未実装アイドルの中では目につかない理由が見当たらないほど目立つ存在である、と個人的には思っておりました。

 

そんなことを考えている中で、先日偶然にもマキノの一枚目のSSRをお迎えすることができまして。

「これはもうぜひ体験してどんな魅力があるのか知りたい!」と思ったわけです。体験記事的には恒例の流れです。

 

ちなみに筆者の担当の岡崎泰葉と八神マキノですが…筆者の記憶では現時点で全く絡みはありません。この辺も最近の記事ではいつも通りです。

もしかするとマキノ側からあれこれデータは取られているかもしれませんが、当の岡崎さんは今のところ何も知りません。今後の展開に乞うご期待。

 

体験前の印象について

 

まず体験前の八神マキノの印象を箇条書きしていきたいと思います。

 

  • 度し難いメガネの18歳
  • 趣味:諜報活動
  • 第四の壁を超えているのかいないのか
  • 現代的なメガネ美人
  • 普通にスタイルが良い
  • 甘いものを喰らう
  • ノリノリな姿にツッコんでいいのか分からない

 

こんな感じの印象です。

 

八神マキノといえば、なんと言っても「趣味:諜報活動」にも表れている通り調査データ収集をするというキャラクター性ですね。

それもこう、真っ当なリサーチというよりはハッキングやスパイ的な匂いもするタイプの情報収集、というイメージもあります。どこで調べたねんソレ…みたいなことが起きうるやつ。

初めて彼女がデレマスに登場した時はネタっぽく見られてましたが、いつの間にかしっかりデータキャラとして固まってきている気がします。

 

そして諜報活動と共に八神マキノが持つ大きな武器と言えば、やはりビジュアルの良さでしょうね。

実のところ筆者は(岡崎泰葉を担当していながら)あまり眼鏡属性は守備範囲ではないのですが、それでもマキノは相当美しいと思うし、彼女のカードが目に入る度そのクオリティに驚かされます。

 

さらに言えば、マキノって眼鏡をかけたキャラクターにありがちな「野暮ったい」とか「日陰者」とか「内向的」とか、そういうネガティブな印象を抱かせる意図を感じないんですよね。(今どきはそういう使われ方も少なくなってるかもしれませんが)

早い話がオシャレ眼鏡というアレです。シャニの三峰のようにファッションと眼鏡が上手くマッチしているというか、そういうとこもとても素敵だと思います。

…まあマキノの場合はスタイルが良いとか見せ方が挑発的とか、そういうのも魅力に加味されてるんだとは思いますけど!!

 

 

ただそれはそれとして、八神マキノってアイドルで何をしてるのかというのはあんまり考えたことがありませんでした。

シンデレラガールズが仮に能力バトルやストラテジーな漫画だったら何も疑問は無いんですけど、一応はアイドルゲームということで、八神マキノもアイドルのはずです。

そんな彼女が一体ステージで何を見せていて、ファンに対してどういう感情を抱いているのかとか、そういうことは全然知らないんですよね。

まあ表情とか衣装を見る限り、クールで圧倒したり支配的だったりするようなパフォーマンスをするのかな…ぐらいの予想はあるんですが、実際どうなのかは分かりません。要するに、体験し甲斐があるということですコレは。

 

 

というわけで、「八神マキノのアイドル像が全く分からない」という大きな疑問を発見できたところで、次は実際の体験に行きたいと思います。

なおこれまでの体験記事と同様に、八神マキノについてもデレステで無理なく追える範囲で追っていきたいと思います。

 

実際に読んでみた感想

 

今回読んだのは以下のコミュやエピソードです。

 

 

R・キャラコミュ編

 

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(画像がモバマスのNでスミマセン)

 

まずはキャラコミュRのセリフから読んできました。

 

…いや、マキノ面白いですねこれ?!?!

キャラコミュの流れが上手く出来ているってのはもちろんなんですが、マキノって「論理的・科学的思考を好むオタクの理想的な姿」じゃないですか?!最高ですね?!

なんというか、実際に読んでみて思いもよらない刺さり方をしたので個人的にかなり驚きましたw

コミュの読みごたえは抜群で、キャラ個人とアイドルの関わり方も納得感が十分。ハイレベルなクオリティを感じました。

 

 

とりあえず少しづつ書いていこうと思います。

まず八神マキノは調査や分析をするキャラクターということで、そこで「アイドルとしてどういう風に段階を踏んでいくのかな?」と思っていたんですけど、これほどまでに徹底して論理的(科学的)な思考をし続けるキャラクターだとは思いませんでした。

 

それだけでなく、マキノの良いところはどこまでも調査・分析に誠実(正確)であろうとするところで、その謙虚さを持ち合わせているが故に、これまで彼女が積み上げてきたプライド(自信)と衝突して悪循環を生むこともないんですよね。分析が正確でないと思えばすぐに訂正できるところがある。

これはもはやアイドルとしてどうとか言う以前に、リサーチをする人間として立派という感覚ですらあります。どんな人間引っ張ってきてるんだ…?

 

そして、そんなマキノのキャラクター性をキャラコミュはとても丁寧に描いていたように思います。

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デレステのキャラコミュは基本的には誰もが壁にぶつかっていくようなお話になっているわけですが、例によってマキノもそのような展開になっておりました。

そこで面白かったのは、マキノが分析をしながら上手くいかないことを繰り返す中で、それでもずっと「私が上手くいかなかったのは思考方法が間違っているのではなく、情報・経験・分析が足りなかったからだ」と考え続けるところでした。

アプローチの仕方は間違っていない、とマキノは確信していたんです。すんなり上手くいってないことばかりなのに。

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未知の壁にぶつかって失敗したとき、あるいは自分の未熟さを思い知らされたとき、人間って傷つくじゃないですか。そして傷ついた時、人は何かのせいにしたり、疑ったり諦めたりしがちです。

でも、八神マキノは全くもって自分の哲学を疑ってませんでした。「正確な分析が行われれば、必ず成功するはずだ。だから上手くいかなかったのは正確さを欠いていたからだ。」と考えられる。論理的な思考をどこまでも失わないんですよね。

 

そして驚くことに、彼女は理論的でないものの存在も認めていて、ちゃんと良いものは良いと言える素直な感性も持ち合わせています。(分析屋ゆえかもしれませんが)

すなわち、論理的思考を信じながらもその限界をきちんと認識しているわけですね。

視野が狭いが故に論理に拘っているというわけでもなく、その辺りのバランスもすごい。

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これはもう、論理的・科学的な考え方を好む人間にとってはかなり理想的な存在と言えるのではないかと思いました。

このビジュアルでこの思考能力…憧れの対象として、十分すぎる器!!

 

 

なんといいますか、ロジカルに考えたいと思う人間(例:筆者)にとっては、彼女のような人間にこそ上手くいって欲しいと思うし、それ故に彼女のような人間を肯定し続けたいと思ってしまうところがあります。

 

なぜならば、先に述べたような「失敗が続いたときに傷つく」ということに加えて、そもそも論理的な思考を続けるというのは大変なことだからです。

筆者自身を含めた一般市民はほとんど論理的に考えて動かないし、多くは理性的ではないし、科学的思考を捨てるチャンスだってそこら中に転がっているわけです。

また論理的であることは正しさを保証しないし、倫理と対立することだって珍しくありません。

そしてなにより、論理的に物事を考えない方が遥かにラクです。考え続けるのにはけっこうなエネルギーを使うので。

 

そんな中でありながら、それでも論理的に考えてどこまでも道を歩み続けられる八神マキノの存在は、筆者のような人間にとってとても眩しい希望のように思えてしまうのです。マキノ自身は好奇心に突き動かされてるだけかもしれませんけども、ね。

そりゃあもう、推すしかない!という人の気持ちがよく分かりました。彼女は確かにアイドルになるべき存在ですし、総選挙等で人気を集めるのも頷けます。恐れ入りました。

 

 

まあそういった憧れを集めるような気高さも彼女の魅力ではあるのですが、やはり一方で知的な女性ゆえの可愛らしさとか洋画染みたやり取りとか、そういったものもマキノの面白い部分でしたね。

あるいはどこかツッコミどころのあるような空気というか、小説の登場人物か?ってくらい漢字が多くて長いセリフを放つとか。そういうシュールさも楽しかったですねw

 

またそういったユニークさはマキノとプロデューサーとの関係にも表れていて、マキノとPの関係は一言でいうと「好敵手」という感じでした。

特にキャラコミュではプロデューサーがマキノの(良い意味での)プライドの高さを上手く使って、彼女のやり方を肯定しながらあの手この手で翻弄していく姿が印象的でした。

そこに加えてマキノ本人が振り回されたあとに何をされたのか言語化してくれる面白さもあり、まさしく洋画的な駆け引きとユーモアが溢れていた気がします。ノリノリでした。

…ちなみにキャラコミュ1で明かされなかったスカウトの理由ってなんだったんでしょうね?分かる日は来るのかしら。

 

 

そんなこんなですが、キャラコミュとRについて最後にセリフをピックアップ。

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なんといいますか、彼女自身が論理的な思考をする人間だからなんでしょうけど、論理系オタクが喜ぶような褒め方が分かってるなぁ!という感じがしましたw

こういうところを評価されると嬉しくなっちゃうんですよねぇ…みたいなところが、マキノのライターには見透かされている気がします、ね!

 

シークレットナイト編

 

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次にSR【シークレットナイト】を読んできました。

マキノの最初のSRということで、アイドルとして動き始めた彼女がどういう一面を見せてくれるのかなーと考えていましたが…

 

八神マキノ、めちゃくちゃまっすぐなキャラクターしてるんだな?と今回思いましたw

そもそも彼女自身が論理的・合理的に動こうとしているためなのか、結果として極めてシンプルに欲望に従う姿になっているのが印象的でした。

妖艶で思わせぶりなセリフの数々とは裏腹に、八神マキノはものすごく正直に生きているのだなと感じましたね。

 

そしてマキノがそんな生き方に辿り着いた理由について考えてみると、やはり「他者と同じように自己を正しく分析した結果、強い好奇心の存在が確認できたので従うことにした」ってのが一番ありそうだなと思いました。「あるものはある」というやつ。

分析屋として、秘密を暴こうとする自分自身を省みた結果「これは欲望が強いとしか言いようがないから仕方ない」という結論に落ち着いたんじゃないか、というところ。

……まあ、単純に理性のタガが外れてるから迷わないってのもありそうですけどね!このお姉さんはちゃんと大丈夫な人なのかな?!?!

 

ただそれはそれとしまして、マキノが論理的思考という理性を行使している一方で、彼女の本能的な欲望はむしろ加速している、という構図はなかなか面白いことになってるなと感じました。

理性や論理が本能を従えるというよりは、彼女の場合は本能を肯定するために理性や論理が使用されている印象がありました。この辺も分析屋特有なんですかね?

 

 

しかしまあ、マキノのそういった本能的な姿を目の当たりにすると、マキノってかなり嗜好をオープンにしている感じがしてまあまあヘンタイじみてるような気もしてきますw

いや、もちろん彼女の好奇心剥き出しな姿はプロデューサーにしか見せてない、とは言ってますけども。(その辺の念押しもすごかったですね)

しかし、だからと言ってアレコレ見せつけてくるってのは…その…楽しそうですねぇ!!って感じですw

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(楽しそうなマキノさんの一例)

 

実は今回のマキノを眺めていて一番嬉しかったところが、まさしくそういった楽しそうな姿でして。そんな風にはっきりと自分の動機や楽しさを伝えてくれる子って良いなということを感じていました。

Win-Winの関係を提示してくれる安心感というか、お互いに得があってやっているというのを分かりやすく示してくれるありがたさ、というものがありました。

 

やはり目の前のアイドルが何を求めていて、(プロデューサーとして)何をしてあげられるのかが明確になっていると、プロデュースゲームとしても面白さを感じやすいものですからね。

マキノが自分自身のことをはっきり分析して言葉にしてくれるのは、そういった面でも助かるなと思います。話が通じやすいってのは大きな武器ですね。

 

 

あとはちょっと別の話ではあるんですけど、マキノみたいにこちらをコントロールしたり試したりするようなアイドルっていうのが、体験記事としては今回が初めてでして。

そんな中で、こういう自信たっぷりな子の良さって「その子がこっちを認めてくれた時に嬉しくなるところ」だなーと思ったりしました。

 

おそらく桐生つかさや一ノ瀬志希辺りもそうなんだと思いますが、強く見えること(強くあること)をフックにしたキャラクターには、そういう「対等に見てもらうと気分が良い」というのがあるんだなと。向こうに引き上げてもらえる感覚があるというか。

…まあ「アイドルと対等なんて恐れ多い」、みたいな人もいそうですけどねw

 

とはいえ、これまで筆者が見てきたような、可愛かったりいじらしかったり、あるいはシンパシーを感じるタイプのアイドル達とは全く違った楽しみ方を発見できた気がしました。新鮮!

 

インサイトエクステンド

 

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続いてSSRインサイトエクステンド】を読んできました。

 

このSSR、なかなかにしっかりとしたメッセージを感じられるというか、八神マキノにとっての「アイドルをやる意義」みたいなものがはっきりと示されていた気がします。

彼女がアイドルをやる意義は、すごく単純に言うと「情報を応用する立場になって、さらに情報をアップデートできること」といった感じでした。

 

諜報活動によって情報をインプットするだけの段階から、アイドル活動という実践によってその情報を色分けしていくフェーズに入れるようになる、といったところでしょうか。

「知っている」という状態から「理解している」という状態にシフトできるようになる、みたいな感じもありますね。

今回のSSRは、そのような変化の存在がかなりしっかり描かれていたように思います。

 

まあ言ってみれば、いわゆる実験やフィールドワークの重要性を理解したって感覚にも近い気がします。

これまでの情報から仮説を立てて、そこから実際に試行・調査することで、実体験や新たなフィードバックを得たりする、というアレです。

ただそうなってくると、マキノのやってることっていよいよ研究じみてるなぁという感じもしますw

もしいつか彼女が実際に大学なんかに行ったときに、果たしてどんな楽しみ方をしてくれるのか…とか、そういうのもちょっと気になったりしましたね。

 

そして、逆に考えるとマキノって既に学校というものには退屈しつつあるのかなという感じもしました。

実際のセリフを読んでも、なんとなくそんな感じが表れている気がします。

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思えば、アイドルにスカウトされた時点で既に、マキノは何かしら現状を打破する機会を求めていたのかなと。情報を収集するだけの状況に限界を感じてた、みたいな?

だからこそ、どう考えても怪しいプロデューサーの勧誘に乗ってしまったのかな、とか思いました。マキノはガードが堅そうなのになんで?ってところありましたけど、そういう理由があったのかもなーと。妄想は妄想ですが。

…それはそれとして、マキノが先生と呼べる人って誰の事なんですかね?プロデューサーのことなのかもしれませんけど、なんかそうでない気もしてきますし。

 

しかしまあ今回のマキノの姿を見て改めて思いましたけど、シークレットナイトに引き続き、マキノのストーリーって「知性を以って人生を楽しむ」って感じがして本当に気持ちが良いですね。

やたらノリノリだったり、わざと婉曲的な物言いをしてみたり、目の前の物をアレコレ分析してみたり、時にはストレートに好意を表現してみたり。

そんな風に色々な形でアイドルを楽しんでるマキノの姿が、とっても微笑ましく見えました。

  

そしてまた、マキノの良いところは、いたずらに知性を振りかざして難解にすることを好まないところでもありますね。

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分析屋ゆえにシンプルなことを好んでいるだけかもしれませんが、ロジカルのダークサイドとも言える「やたら難しい話をする」という悪癖を好まないのはとても素敵だと思いました。

…いや、わざとやってるんじゃないんですよ?ただこう、正確さを出そうとして長くなってるだけで…善意の結果というわけで…(言い訳)

 

ハイ・リベレーション編 

 

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最後にSR【ハイ・リベレーション】を読んできました。

 

読んできましたけど…このマキノやたら親密さがスゴくありません?!

いやまあ、もちろんこれまでのカードでも理論的なポエムで信頼を伝えてはくれてたんですが、なんかこう…今回は特に親愛度がハジけている感じがありましたねw

 

とりあえずは順番に。 

まず特訓前の方は見ての通り美味しそうにパフェを食べているわけですが、彼女のこういう姿ってまさしく「八神マキノは本能(欲望)を肯定する」というのがよく表れているなぁと思いました。

スイーツ(甘味)なんてのは嗜好品の中でも最も原始的なものでしょうし、それを食べている姿をわざわざ描くというのもなかなか象徴的だなーと感じます。

実際のマキノのセリフもほぼほぼ「パフェおいしい」しか言ってませんし、その他のセリフでも「プロデューサーとの時間が嬉しい」しか言ってませんでしたからねw

 

そして特訓エピソードではマキノが「(スイーツを食べる姿は)意外?」なんて言っていましたが、やはり筆者はそれも全くもって意外な感じはしませんでした。

そもそも彼女は最初から知的好奇心を満たすという快楽に対してあまりにも正直だったし、そんな彼女が本能的な欲求を肯定しないはずがないわけですよ!

今回の姿で、八神マキノの理論は(良い意味で)本質的な快楽を満たすために使われているなと改めて感じましたし、そしてそんな彼女は純粋に可愛らしいなと思わされました。

 

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で、特訓後の姿です。

さすがにこういった自信満々な勝負の姿は似合うなーという感じ。ハマってます。

 

特訓後のマキノで印象的だったのは「運すらも理論で計算して勝利してみせる」という姿勢でした。

どうにもならなさそうな「運」ですら理論で解き明かそうとする姿勢は、キャラコミュでも見られたような、どこまでも論理的であろうとする姿に重なる気がしましたね。

とはいえ、キャラコミュ当時の彼女はここまで言えただろうか?みたいなことを考えるのも面白そうです。キャラコミュの時のマキノなら「運はどうしようもないから諦めるべき」と言いそうな気もしますよね。

 

そしてまた、最初に言った「親愛度がすごい」というのは特訓後のセリフにも表れていて、挙げればキリが無いほどに「貴方は特別」ということを念押ししてましたw

まあ元々マキノは「プロデューサーは特別である」ということを一貫して言い続けていますけど、今回のSRは特に「勝負に勝つ」という姿勢も相まって、より情熱的な趣がありましたね。

不確かな運や感情に対しても、私とプロデューサーなら負けるはずはない…というのは理論派の彼女ならではの強い信頼の表し方だなと感じました。

 

 

あとは最後に愉快だったセリフを一つピックアップしたいと思います。

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…いやうん、自信の表れだってのは分かってるんだけど、シュールすぎてどうしても笑ってしまいましたw

他に言い方はなかったんか?w、とも思いましたけど、なんというかこのツッコミどころのある言い回しもマキノの武器という感じでしたね!

 

おわりに

 

というわけで、八神マキノ体験レポート…もとい体験記事でした。

 

まあ一通り見ていきましたけど、マキノは事前に想像していたよりもずっと分かりやすく強みが溢れているなぁ!と思いました。

もちろん純粋に強気な性格だからというのもありますが、それ以上に憧れや親しみを感じる対象としてとても上手に作られているなと感じました。

理論を貫くパワーと、読者の理解を助ける言語化能力、そしてそれらに説得力を持たせる強力なビジュアル…さすがに強いなぁ!!と。

こういうデータキャラにありがちなポンコツ要素もありませんしね。その辺もよく出来ています。

 

そしてなんというか、そんな風に魅力があまりにも分かりやすく描かれていたので、他人にも薦めやすいキャラクターだなという感じがしました。

特に理系の男には効きそうな予感がビシビシとありますね。………筆者の話じゃありませんけどね!!!

 

そんな感じではありますが、体験記事は以上になります。

今回も読んでくださってありがとうございました。