赤城みりあ体験記を岡崎泰葉Pが書く
はじめに
☆この記事は、アイドルのコミュやセリフを実際に読んで感想を書いてみようという記事です☆
体験記事も第8弾となりました。
今回のアイドルは赤城みりあです。
書こうと思ったきっかけとしては、
上記の3つが主なきっかけになります。
そして個人的に3つの中で一番大きいのは2番目の「年少アイドルの感想記事がどうなるか」ですね。
私が今まで体験記事で書いてきたアイドルって全部ティーンで、ある程度話が通じるところがあるというか、担当の岡崎泰葉に近い年齢ばかりだなと思ってまして。
今新しく感想を書くのなら、ある程度離れたところのキャラを書いてみた方が面白いかな?と思いました。
「年齢的に離れている」ところ、そして「岡崎泰葉と共演機会がある」・「SSRも持ってるアイドル」…と絞っていった結果、みりあに至りました。
そういうわけで、よろしければお付き合いください。
体験前の印象について
まず体験前の赤城みりあの印象を箇条書きしていきたいと思います。
- 10歳か11歳かの年少アイドル(あやふや)
- 元気なちびっ子という属性
- お姉ちゃんでもある
- みりあもやるー!というミーム
- U149で中間的なポジション
- 声優の黒沢ともよがすごい人
- 一人称が「みりあ」だったり「わたし」だったりするらしい
こんな感じの印象です。
個人的に、最近みりあを見かける場面と言えばU149ですね。
年少組はU149が始まる前だと基本的に「子ども枠」で出番をもらうという感じでしたが、U149が始まったことでそれぞれの個性が生き生きと描かれているように思います。
みりあはソロCDやデレアニで選抜されていたため、ある程度「子ども枠」で出番はありましたが、やはり年少組の中で相対化されることは大きいのではないかと。
…とはいえ、U149は担当Pとそれ以外の人間だと読み取れる情報量が違うというか、私個人としてはそんなに細かく見れていないなという実感もあります。
実際に、みりあの個別回ってどんなだったっけ?というのが正直なとこです。(スミマセン)
本記事執筆当時の最新話辺りではラジオ出演していましたが、やはりここで描かれているみりあの心境も、他所のPである私ははっきり読み取れていないなと感じます。
おそらくみりあは「色々考え始めてる時期の子ども」ってキャラなんだろうと思ってまして、そこの揺れ動きもけっこうポイントなのかなという印象があります。
もちろん一番の武器は元気で可愛いところなんでしょうが、それだけじゃなさそうな「沼」の気配も若干感じています。
ちょっとした発達の妙というか、グラデーションの味わいがあったりするのかな?と思っています。
といった感じの事前の印象でした。
やはりこう、ふわふわっとしてるというか、子どもだ!という印象が一番に来てしまいますね。子どもだけども。
次はさっそく実際に体験していきたいと思います。
なおこれまでの体験記事と同様に、みりあについてもデレステで無理なく追える範囲で追っていきたいと思います。
予めご了承ください。
実際に読んでみた感想
今回読んだのは以下のコミュやエピソードです。
N・キャラコミュ編
まずみりあのNとキャラコミュなんですが、これまで体験してきたアイドルたちと違ってNとキャラコミュで別々の印象を持ったので、両者を分けて書きたいと思います。
キャラコミュ編
まずキャラコミュの方から書いていきます。
みりあのキャラコミュを読んで総じて思ったことは、みりあは「理想の孫」を2次元キャラクターにしたアイドルなんだな、ということでした。
私は最初、プロデューサーはみりあの親ポジションなのかな?と思ってました。
でも親だと褒めるだけじゃなく時には諫めることも必要になるわけで、そういうシーンは少なくともキャラコミュでは見られなかったなと。
みりあは元気で可愛いし、自分のやりたいようにやってお仕事成功させるすごい子だし、素直でちゃんと言うことも聞くし、ものすごく懐いてくれるし…
ああ、この距離感と問答無用の愛嬌、孫なんだなって思いました。娘とか近所の子どもとかじゃなく。
孫というのは(あらゆる意味で)誰にとっても可愛らしく思うものなんだと思います。孫が生まれて両親と和解した、なんて話もよくありますし。
そんな孫属性がアイドルになったんなら当然魅力的だよね、と納得しました。
みりあのキャラクター性でもう一つ思ったことは、みりあってすっごい両親に愛されて育ったんだなー!ということでした。
なでなでしてほしい、誉めてほしいって自分から言えるところもそうだし、コミュ4で冴えない芸人を励ます姿を見ても、愛をいっぱい受けて育ったんだなと感じます。
みりあはプロデューサーに対しても素直に愛情を向けてくれるし、ちょっと失敗してもちゃんと立ち直れる自己肯定感も持っている。
周りに愛情を与えられて、その上愛され上手。理想的だ…!と思いました。
あとは事前の印象で気になってた、一人称について。
みりあは基本的に一人称は「私」なんですね。ミームの影響もあって、めっちゃみりあみりあ言ってる印象があったので、意外でした。
とはいえ、もちろん「みりあ」とも言ってるわけなんですが、これはある意味三人称的に自分のことを表現してるときに言ってるのかな?他者の視線を意識してるというか。
「みりあも今日からアイドルなんだぁ」(自身の客観的な状態の変化)とか、「おやすみなのに、みりあがいてびっくりした?」(疑似的なP視点からの表現)とか、「みりあ、プロデューサーのお手伝いするー!」(赤城みりあはお手伝いをする!という告知)とか。
総じて、自身を外から見た姿を想定しているときに「みりあ」と言うのかなと思いました。
…まあ、そこまで深く考えられてるかは分かりませんが。ほぼほぼノリで言ってる可能性もありそうです。
N編
そしてNのみりあの話をします。
なんでわざわざキャラコミュの方と分けたかというと、端的にNのみりあはそこまで「理想」の姿に寄せられてないなと思ったからです。
というか、むしろNのみりあは「ちゃっかり」してる印象を受けました。ある意味、より子供らしい姿であると。
ちゃっかりしてるなと思ったのは、主に特訓エピソードと特訓後の親愛MAXのセリフです。
この二つのセリフを合わせて考えると、みりあは「両親に可愛がってもらいにくくなったから、アイドルになってみんなに可愛がってもらえるようになろう」 って考えたのかな?と。
こういう考えはすごい明快な子どもの行動原理って感じだし、キレイな理想の姿ではないかもしれないけど、むしろしっくりくるなと思いました。
なんだったら、キャラコミュのみりあより人間味を感じるというか。現実感がある。
キャラクターに人間味を感じるのは沼の縁に近いということ…
Nのみりあはキャラコミュに比べてちょっとキケンな予感がしましたw
しっぽもふもふ編
続いてSR【しっぽもふもふ】について書いていきます。
このSRのみりあは、キャラコミュというよりはNの方に近い感じがしました。
理想的な姿というよりは、可愛がってもらいたいという方向性。
【しっぽもふもふ】のみりあは、シチュエーションがそうさせているのか、ものすごく甘えん坊なところが強調されている気がします。
というか、もはや犬か?!と思うほどになでなでへの欲求がすごい。
ここまでみりあがなでてほしい、可愛がって欲しいって子だとは思ってませんでした。
もっとこう、ただ元気ではしゃぎ回ってる印象の方が強かったですね。思いのほか、可愛がって!とアピールしてくる。
というか、みりあがアイドルになる理由ってほぼ「可愛がって欲しい」からなのかな?と思えてきました。憧れも少なからずあるんだろうけども。
妹の誕生で両親に甘えづらくなったってこともあるにせよ、むしろ本人の性格的にただ可愛がって欲しいだけって気もしてきます。
それはそれですごく子どもらしい理由で納得感はあるんだけど、可愛がって欲しいって理由でアイドルができるってのは、けっこうパワフルなキャラクターしてるな…と思いました。
メイクミー・キスユー編
次にSSR【メイクミー・キスユー】について書いていきます。
先のSRとの間にイベントや一枚目のSSRを挟んでいるからか、このみりあはキャラコミュのみりあに近いというか、素で理想的な姿という感じになっていましたね。
初めてのお化粧という超王道の微笑ましいシーンと、期待通りのリアクションがまさに理想的というところ。
女児向けアニメでもお化粧道具は定番のモチーフですし、手堅く強力なSSRと感じました。
今回のSSRのセリフはちょこちょこおませなセリフもあって可愛らしいんですが、少しずつオトナになっていくみりあを見て切なさがよぎることもあったりするのかなーと思いました。
…ただメタな話をすると、赤城みりあは少なくともこのゲームでは永遠に子どもでもあるわけで。
子どものみりあは確かに可愛いんだけど、ずっと子どものままのキャラクターってけっこう罪な存在だよな…とか思いました。(だいぶ屈折した考えになっている)
それとは全く関係ないですが
ラッコごっこってなんだ?!(やってるみりあは楽しそうなので見たい)
ポッピン・ハイ☆編
最後にSSR【ポッピン・ハイ☆】について書いていきます。
今回のSSRのみりあ、場数を踏んだからなのか、どことなく頼もしくなってる気がします。
それに伴って、最初の頃と違った「無邪気じゃない信頼」を感じました。
なんというか、この先の未来の事もこちらに委ねてくれるというか。
これまであまり感じなかった「重さ」を良い意味で感じる気がします。(岡崎泰葉Pは重い女が好き)
ただ先の【メイクミー・キスユー】でも述べましたが、やはりメタ的に大人にならないのは罪深いな…というのも再度感じたりしました。
こういうのを読むと、二次創作で成長後の姿を描いている人の気持ちがよく分かる気がします。
それはそうとして、今回のSSRは特訓エピソードのセリフから特訓後のルームセリフにかけて、ちょっとした仕掛けがありましたね。
こういう粋な仕事は、私に大変効きます。
甘え上手なみりあがちょっと遠慮しちゃったのを察して、こちらから甘えさせるパーフェクトコミュニケーション!!
おわりに
というわけで、赤城みりあの体験記事でした。
今回は体験記事をちゃんと書けてめちゃくちゃホッとしてます。
冒頭の通り、考察をするような人間が年少組を見て感想書けるんだろうか?!と心配していたので。
なんだかんだアイドル達を作っているのはおっさん()なわけですから、万人に引っかかるフックはちゃんとありましたね。
みりあは良い意味でそれほど印象は変わりませんでしたが、なんだかんだ味のある部分も多くて、よくできているんだなぁと思いました。
ただ元気なみりあを眺めているだけなのかなぁと思ってましたが、意外に見えてくることがあって面白かったです。
そんなこんなで、今回も読んでくださってありがとうございました。