松尾千鶴を体験した岡崎泰葉Pが書き記す
はじめに
第6弾となる体験記事!
今回のアイドルは松尾千鶴です。
まずこの記事を上げたタイミングに合わせまして…SSR実装おめでとうございます!
晴れの舞台でとにかくかわいい千鶴が見られました。よかったよかった。
今回の記事では、GBNSのメンバーでもある松尾千鶴について、実際に読み込んで体験した感想を書いていきたいと思います。
これまでの体験記事と違って書くきっかけはかなり分かりやすいというか、分かりやす過ぎるほどですね。
逆に近すぎてちゃんと体験になるのか?!という心配すら感じられるほど、泰葉と千鶴は公式でも絡みが多いです。
というか去年からかなり多いような…。ワンステップスの反動なのかしら?
そして今回千鶴について書こうと思ったきっかけ、実は前回の中野有香ちゃん記事とも微妙に関係してまして。
中野ちゃんと松尾千鶴、けっこう近いんじゃないかな?と思ったんですよね。
真面目な性格で、可愛さに自信は無いけど憧れてる…という共通点が大きいのではと。ギャグっぽいとこもあるし。
その二人をちょっと連続で見てみたいなと思ったりもしました。
そんなわけでさっそく書いていきたいと思います。
よければどうぞお付き合いくださいませ。
※前回の中野ちゃん記事↓
体験前の印象について
まず体験前の松尾千鶴の印象を箇条書きにしていきたいと思います。
- 真面目で眉毛
- 不器用
- 書道が趣味
- 思ったことが口に出がち
- 可愛さに憧れるけど自分の可愛さには自信がない
- 顔がキレイ
- モデルアイチャレが担当Pから崇拝されている
- GIRLS BE NEXT STEP
- モバマスで強烈な登場をした(俗に言うボス尾千鶴)
だいたいこんな感じの印象です。
泰葉Pとしては、松尾千鶴と言えばまずGBNSでしょうね。
と言っても、私個人として千鶴を最初に良いなと思ったのはモバマスのエリアボス、俗に「ボス尾千鶴」と言われているアレなんですよね。
あのめちゃくちゃに絶望して投げやりになってるセリフがすごく印象深くて、実際にカードのセリフを読んでみると単純に自信がなさそうで…
率直に「可愛いなコイツ!」って思いました。
ボス尾千鶴の根底にあるのは自信のなさや失望なんでしょうけど、あそこまでのセリフを言わせるキャラクターの強さも魅力だと感じたんですよね。
ここまでのことを言える幅を持っているのか、みたいな。
そこまで踏み込めるっていうのは、単純にロマンだなと。
まあその後実際に千鶴がそういった闇というか深淵というか、そういったものを感じさせる展開はないようですけども。(そらそうだ)
ただ、千鶴はわりと「ある瞬間に思いきり飛び込む決断ができる」ところがあると思っていまして、それが後ろ向きに発現したのがボス尾千鶴なのかな、と思ったりします。
なんだかんだ、全く存在し得ない可能性じゃない…?というのが面白いところ。
そして最近の千鶴を見てる印象としては、真っ当に美しく可愛いなぁという感じです。
確かに真面目でお堅い見た目なのかもしれないけど、普通に美人で素直で可愛い子だよな…と。
それにGBNSではけっこう「やってみよう!」と言ってくれるし、先の思いきり飛び込むとかじゃないですが、千鶴の本来の性格ってけっこうアクティブなんじゃないかなと思ってたりもします。
内向きな性格に見えるのもあくまで自分に対しても積極的に考えすぎているだけで、いざ外に向かうようになったらすごく活発的なんじゃないかなと。
だからこう、千鶴にはどんどんドヤ顔するようなことして欲しいし、GBNSに色んな事させるきっかけになって欲しいと思っています。
というような事前の印象でした。
…なんか印象というのとはだいぶ違った文章になっているような気がします。
千鶴のことを知っているような、知らないような、不思議なものが出来上がりました。
次はいよいよ実際にコミュやセリフを読んでいきたいと思います。
なお今までの記事同様に、千鶴に関してもデレステで無理なく追える範囲で追っていきたいと思っています。
予めご了承ください。
実際に読んでみた感想
今回読んだのは以下のコミュやエピソードです。
- N・キャラコミュ
- SR【乙女の晴れ舞台】
- SR【ポップ・モデル】
- SSR【きらめきの幕開け】
N・キャラコミュ編
(画像がモバマスのRでスミマセン)
Nとキャラコミュを一通り読んで、総じて思ったことをまず書いておきます。
松尾千鶴の真面目さや自信のなさといった性格(パーソナリティ)、勉強や習字(書道ではない)といった趣味、そして基礎や正解を求めてしまう心理…
そういったものたちのルーツって、まさしく松尾千鶴の「不器用さ」なんじゃないかなと思いました。
おそらく松尾千鶴という人間は生まれ持って不器用な子なんだと思います。
そして元々不器用な人間がどういう風に育つかというと、よほど恵まれた環境でない限り自信を持ちづらくなります。
というのも、基本的に上手くいかないことが多いからです。あらゆることに上手くいかないと、周りの人間も褒めづらいし、自分自身も失敗ばかり認識するようになります。
そうして自信を失っていくと、だんだん失敗するのが怖くなり、挑戦しなくなったりしがちです。
そして幸か不幸か、高校辺りまでの学生時代というのは、ある意味挑戦しない子が許される構造をしています(勉強がその象徴)。なので普通に生きていけちゃうんですよね。
千鶴の趣味である「勉強」は、基本的にやればやるだけ伸びるので、不器用で自信のない子にとってはある種天国と言えます。お家が厳しかったこともあるようですが、千鶴にとっても都合がよかったのではないかと。
もう一つの趣味が書道ではなく「習字」というのも、やればやるだけ伸びる、不器用な人間にとってありがたい環境だからなのだと(勝手に)思っています。
そうして自信のない子がモラトリアムを生きていた中で、アイドルになりました、と。
そこでも基礎を教えて欲しいとか、正解を出そうとしたりとか、失敗を引きずったりとか…
キャラコミュの千鶴の姿は、「松尾千鶴は今までこういう風に生きてきた」ということがとても鮮明に描かれていたと思います。
とはいえ、ここまでの話だけでは松尾千鶴がただかわいそうな子になってしまいます。
自信がないだけじゃない…松尾千鶴には明らかにアイドルになるべき長所があるのです。
そう…松尾千鶴、なんと言っても顔が良い!!!
顔が良いというのはシンプルに最強の武器なので、千鶴の「不器用さ」すらも「それが可愛いよね」になるわけです。
それどころか、自信のなさで押さえつけられていたエネルギーも相まって、一見短所に見える部分が凄まじい火力を叩き出す存在に変わります。
なので千鶴みたいなキャラってけっこう漫画の主人公でもいますよね。あんまり言われてるの見たことはないですが、松尾千鶴ってかなり王道なキャラだと思います。
そんな王道的なキャラクターを念頭に、少しづつ他の部分の感想も書いていきたいと思います。
まずは松尾千鶴がアイドルにスカウトされて、そしてその誘いを受け入れた理由でもある「可愛さへの憧れ」について。
松尾千鶴の可愛さに憧れる姿って、すごく少女的というか、もっと言うと女児的だなぁと思いました。
おそらくは自信が無いせいで自分の感性をずっと押し殺してきたせいなのだとは思うのですが、千鶴の可愛さへの感情ってすごくピュア。
だから可愛くなろうとする姿がすごくいじらしいし、可愛くなれて嬉しいときのセリフが愛おしいわけですよね。
こういうエネルギーが千鶴の強いところだと思うわけです。
それから千鶴に対するPの役割って「コーチ」なんだなと思いました。
千鶴の本音を言葉にさせようとしたり、千鶴が気になってそうなことを察して背中押してあげたり、君の努力を知ってるとか言ってみたり。
千鶴が本当にやりたいこと、千鶴が気づいていない千鶴のいいところ、そういうものを引き出させる姿ってめちゃくちゃ「コーチ」だなと。
基本的には仕事に向かわせるので、親というよりはコーチ。
キャラコミュのPはそういう姿に徹していたので、すごく特徴的だったなと思いました。
あとはそう、Nの話をしますと…Nの特訓後のセリフがどれもエグい!
先に述べたエネルギーの解放じゃないですが、どれもこれも千鶴の溜め込んでいた気持ちが乗っかっていて、非常にパンチが利いてました。
そして特訓後の親愛セリフで一瞬だけ甘えてくるというか、信頼を見せてくるのがとても心臓に良くない。
やはり松尾千鶴はえげつないアイドルだよな…と、改めて理解させられました。
深く刺さりそうな造形してます。
乙女の晴れ舞台編
Nと同様に、このSRにしても「千鶴のセリフってすごく色々な思いが込められてるんだろうな」って思いました。
たぶん文字だけで読み取れる情報よりも、もっともっと複雑で多彩な感情が乗っかってるんだろうなって思います。ボイスつきで聞きたいですね…
そしてこのSRの千鶴、書道の仕事を持ってきてくれたことにすごく感謝していますね。
私を見てくれて嬉しいってことのようですが、やっぱり自信の無い子ってこういうことがすごく嬉しいんだろうなぁと思いました。
柚の記事を書いた時も思いましたが、こうやって少しずつ自信をつけていくところ最高だなぁ~!!、と。
千鶴にしかできないこと、いっぱいあるんだよって教えてあげたくなる。いじらしい…
そしてまあ、なんといってもこの特訓後の姿ですよね。
特訓エピソード含めて、本当に千鶴の感謝の言葉が刺さる刺さる。
え?!エンディング?!と思うほどに、感動的。泣きかけました。
alwaysの歌詞とか、いわゆる関裕美構文なんかもそうですが、こういう「ありがとう」は強い。
キャラコミュで散々感情移入してた直後だったので、より一層効きましたね…
あとはこう、後々効いてきそうだなってセリフもありました。
これ、絶対後から変化させてくるやつ!伏線の香りがする!
それはそれとして、千鶴ってけっこう衣装の話してる気がします。それが後のモデルアイチャレに繋がってくるのかしら?
ポップ・モデル編
記事の長さの問題で【季節の風を感じて】と迷ったんですが、おそらくこっちの方がルーツなので、こっちにしました。
このSR、想像以上に「熱い」セリフだらけで、とっても私好みでございました。
他にもこういう「逃げたくない」ってセリフがあるんですが、「これ!これが聞きたかったの!!」ってなってました。
自信の無かった子がこうやって立ち向かっていく姿、実に王道ですが、ホントに好き!
そしてやっぱり千鶴の感謝の言葉は刺さりまくるし(2回目)、自信をつけていくところも最高でしたね(2回目)。
やっぱり乙女の晴れ舞台のセリフは強烈な伏線だったんだなぁと思いました!スバラシイ!
そしてこのSRは熱いだけじゃなく、しっかりと千鶴の成長した姿が現れてましたね。
特訓前の鏡を見ながら笑顔の練習をするってのもそうですし、何より「誰かの力になりたい」って思えることは自信を確立した証拠なんだなと思います。
自信がないと自分のことしか考えられないですからね。千鶴、ここまで来れたんだなぁ。
きらめきの幕開け編
このSSR、特訓前の絵やセリフだけ読むと、本当に何気ない服選びのシーンにしか見えない気がします。
たぶん千鶴がこういった姿でいることってすごく意味のあることなんだけど、千鶴の背景を知らない人には何気ない場面にしか見えない。とても趣のあるSSRだと思います。
そして全体を通して、このSSRはすごく穏やかだなって思いました。
先のSR2枚と違い、なんとかして伝えたいような強いメッセージ性は目立たず、ただただ千鶴が頼もしく感じる。
この特訓後とかは特に、ものすごくエピローグ感あるんですよね。
なんかこのままホワイトアウトしていっても違和感がないような…
そんな到達点みたいな雰囲気を感じました。
そしてこのSSRの千鶴って自分のするべきことがかなり分かってて、プロのアイドルっぽくなってるなと思いました。
心なしか、いつも言ってるような心配発言のレベルも上がってるような気がします。
変な話ですが、頼もしすぎてなんだか寂しくなってくるところもあります。
千鶴に対して、完全にコーチの立場で感情移入している自分に気づかされました…
おわりに
というわけで松尾千鶴の体験記事でした。
いやはや、さすがに千鶴面白い!!
分かってたけど、楽しい!
松尾千鶴Pがあれだけ熱心な理由が、改めて理解できた気がします。
GBNSにいる子たちってわりと似たコンセプトなので、そりゃ泰葉Pは相性はよかろうというところでもあります。
あと無事にSSRが引けたのも運がよかった。千鶴かわいいぞ。
千鶴はこれからもGBNSで泰葉と関わってくるだろうし、こんな素敵な子とユニットを組めて幸せに思います。
末永くよろしくお願いしたい。
というわけで、読んでくださってありがとうございました。